お寺好きでお寺宿泊に憧れていたayumiが初めて宿坊体験したのは、那智山正暦寺!
(3月に行ってきた時のおはなしです。)
到着したのは15:00すぎ、住職さんが出迎えてくれました。
オリエンテーションとお堂を案内していただき、お寺での体験内容も住職さんと一緒に決めていくスタイルです。
・写経
・境内散策
・夕食の前菜盛り付け
・朝のお勤め
・座禅
今回はやってみたかったことすべて対応していただきました!
お部屋は2タイプから選べ、私たちは鳥の絵が描かれている離れを1棟まるごとお借りしました。
白い孔雀が羽を広げている贅沢なお部屋!
伊藤渓水氏の100年ぐらい前の作のもので、とても価値のあるものです。
食事の部屋、寝室、など全部で4部屋自由に使って良いということで、自宅より広かった 😆
飲み物も充実していました。
こちらは凛々しい黒孔雀が描かれています。
鳥に囲まれていると落ち着くのは夫のウィリアムが酉年だからっていうのもあるのか。。。?!
アメニティも防寒具も揃っており、お風呂もトイレも改修済でとっても綺麗☆
一通り写真を撮り終えた後、17:00の鐘撞きに参加させてもらいました。
鳴り響く鐘の音だけでなく、景色も素晴らしかった。
線路が見えるレトロな風景で、お部屋からもこの絶景が見渡せます。
橋もくっきり眺望できます。
鐘撞きが終わってから、夕食の装飾に使う草花を集めるために境内を案内してもらいました。
梅やあんずなど可愛い系の花がいっぱい咲いています🌸
敷地内に竹林もあり、天候の良い日はここで座禅を行うこともあるそうです。
椎茸も育っていました。
いよいよ夕食の準備に入っていきます。
この日の夜ごはんは、軍鶏(しゃも)懐石でした。
ひとことで言うと、”軍鶏のあらゆる部位を食べ尽くすコース”です!
前菜は住職さんに教えてもらいながら、盛り付けは自分でやることに!
いい雰囲気のお皿を用意していただきましたが、盛り付けのアイデアが全く浮かびません!
ここで先ほど集めたお花が活躍してくれるはず!
住職さんは料理がお好きだそうで、手際よく準備が進んでいきます。
さすがクッキング住職 😳
前菜の盛り付けが終われば私たちの仕事は終了なので、
あとは美味しくいただきま~す!
前菜はこんな感じに仕上がりました 😛
お部屋に持ってくるといい感じやん!
とっても華やかですね~✴
次に軍鶏の希少部位の溶岩焼きです。
この溶岩は冨士山の溶岩なんだそう。
心臓、お尻などの希少部位は新鮮でしたが、私としては普通の胸とかモモとか普通の部位の方が好きかな!
なんと、お品書きには入っていなかったのですが、てまり寿司をサービスしていただきました 😆
次のお料理はモモと野菜の煮物、むねのサラダ仕立てです。
里芋のしんじょう
お出汁が上品でした 😳
鶏と野菜の首皮煮
首の皮で綺麗に巻かれていました。
モモの西京焼きと、腎臓のコラボです。
腎臓も希少部位で初めて食べましたが、斬新な味がしました!
ささみの梅酢和えで印象に残ったのはささみの美味しさはもちろんですが、大葉の濃厚さ 😯
たまご雑炊とデザートもありました。
ごはんの後は写経です。
字が下手なので、なぞるタイプだったのが救い。
翌朝、まず朝のお勤めに向かいます。
簡単なお経を一緒に唱えさせていただきました。
その後、撮影タイムまでいただき、こんな図々しいことまで 😯
住職さんのお席に座らせていただきました。
貴重な思い出🌸
朝ごはんは畳に似合う和食でした。
早朝雪が降っており、お堂が寒かったので、温かいごはんでほっこりします。
本しめじを初めて食べました!
朝食後は、座禅の体験の時間です。
呼吸法を学びながら、リラックスできました。
最後に住職さんからのメッセージが込められた限定御朱印をいただきました。
これを励みにお仕事も日常生活も頑張ろうと思います!
別でいただいた御朱印も、とっても可愛いです♡
イラストは住職さんが描かれたもので、和紙は地元の特産品を使っています。
お寺泊と聞くと”敷居が高いんじゃないかな?””厳しいの嫌なので遠慮します!”っていう風に思われる方も多いでしょうが、正暦寺さんは気軽に「お寺ってどんな感じ?」っいう興味で訪れてみても受け入れてもらえるお寺でした。
住職さんのお話が面白く気さくで、奥さまも優しく迎えてくださいました。
とても雰囲気が良く、楽しい思い出を持って帰りました 😛 !
こうしてお寺好きなayumiの初めてのお寺泊が終わりました。
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那智山正暦寺
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