多言語電話通訳・簡易翻訳サービスは和歌山県の事業
桜が開花し気分上々のウィリアムです。
和歌山県内で多言語電話通訳・簡易翻訳サービスが1日6円で利用可能って知ってましたか?
僕は知りませんでした。
これは和歌山県が行っている事業で平成28年度はなかなかの好評だったようです。
日本を見渡しても珍しい事業で都道府県レベルでは山口県と和歌山県だけの取組のようです。
なんと平成29年度は更にパワーアップして「119番通報」でも利用可能になり、県内全域において救急・ 緊急時の多言語対応もできるようになりました^_^
なぜこのサービスが始まった?
外国人観光客が「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート結果」によると(H28年度観光庁実施)
旅行中困ったこととしては、
- 「施設等のスタッフとのミュニケーションがとれない」が 32.9%
- 「無料公衆無線LAN環境」が 28.7%
- 「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」が 23.6%となっている。
なるへそ、この事業は困ったこと1番への対応なんですね。
契約、法律、医療など専門的なことはサービス対象外のようですが、ざっと事業の概要は以下のとおりです。
1 事業概要
(1) 言 語:英語、中国語(北京語)、中国語(広東語)、韓国語、スペイン語 ポルトガル語、フランス語、タイ語、ベトナム語、ロシア語(計10言語) ※言語により利用可能時間が異なります。
(2) 利用者:宿泊施設、飲食店等の県内観光関係事業者、市町村消防本部及び和歌山県警
(3) 負担金:年間2,000円(但し、市町村消防本部・和歌山県警は除く)
(4) 利用期間:平成30年3月31日まで(申込は平成 30 年 2 月末まで)
たった2,000円で1年間利用可能なので、どんどん使いたいですね。
色々な状況で威力を発揮するはずです。
例、
・ホテルでの外国人接客
・レストランのメニュー
・お土産屋で物品の外国語併記
・案内看板の作成
・怪我などをしている外国人を見つけて119番に電話して消防本部で対応してもらう
(ウィリアム)
コメント